2020年08月17日

Skebに対する解釈変更と、依頼時の悩み。

個人的な倫理観から、他人の褌で相撲を取っているような(と思っていた)SkebやFantia等、コミッションサイトをのぞくことはなかった。しかし、Twitterでフォローしている方の中でSkebを始められた方(宣伝していた方)がいらっしゃったので、ふとのぞいてみると、中に素敵な作品が存在していたことを発見した。


凄く良い。



上記の作品とは無関係に、二次創作で金銭のやりとりをする、というのは同人活動では一般的なことではあるのだが、「発注する」「受諾する」という、事後ではなく事前に行われる契約関係が、やりすぎなのではないか、と考えていた。

しかし、事後的なものと事前的なものの区別が必要なのか(自分がやっているような事後的なものを守るための、恣意的な区分けではないのか)、また「Skeb(Fantia)は、お賽銭を同時に投げるお題箱」というツイート(文章)を見かけて、そういう解釈も出来るのかと考え、また以前より芸術活動への寄付行為をしたいと思っていたことから、「金銭の授受・営利を目的とした活動・商取引」ではなく「クリエイターへの支援活動」に考え方・解釈を変更するに至った。

頭の中では描けるけど、技術的な問題で描けない私。
描いて欲しい画が存在する中で、クリエイターへの支援が出来るスキームは丁度良いものとなった。
社会人になって小金もあることだし。


ところで、依頼(利用)を試みようとしているサイト・Skebでは、依頼に際しての金額は自由に入力・設定できるが、一応、目安としての「金額」が設定されている。それには「最低金額」と「おまかせ金額」とがあり、前者に関しては、文字通り依頼を引き受ける最低の金額であり依頼時に打ち込むの最低金額となるが、後者に関しては(依頼の要求水準によっては)完全に引き受ける金額でもないので、少なくとも受諾者にとって標準的な(?)水準だと受諾すると思われる金額、その程度の目安でしかない。
既にあげられている画を見れば、なんとなく期待する(出来うる)水準はわかるのではあるが、しかしこれが「おまかせ」と同じ額で描いているとは限らないし、少なければ標準がわからない。
また、「おまかせ」が本当にクリエイターが望んでいる金額であるかもわからない。ひょっとしたら、ある程度上乗せされることを期待・当然視して設定されている…のかもしれない。

実際の相場ってどんなもん…?



…と、依頼する際の額で悩んでいるのではあるが、「金銭授受を目的した活動・商取引」ではなく「クリエイターを支援する」と解釈変更を行ったのであるから、もっと気軽にやれば良いのかもしれない。
「いくらいくら(例えば1万円)でこれこれ描いて欲しい」ではなく、「あなたのこういう画が見たいです。それとは直接的な関係なしにあなたの芸術活動を支援する形としていくら出したいとも考えています。ご都合どうですか?」ぐらいの感覚でやれば良いのかもしれない。(この例は都合が良すぎるとも思うけれども)



「相場」というものは、Skeb公式ツイート(https://twitter.com/skeb_jp/status/1163421273461932038)によれば、「ほとんどのリクエストはおまかせ金額で送信されています。」とのことであるので、「おまかせ」を疑ったりせずに、素直にそのあたりの金額で依頼すれば良いのかもしれない。
ただし、高い水準を求めるもの(背景、人数、大きさ等々)や、クリエイターの本意ではないもの・心理的障壁が高いもの(NSFWやそのうちのハードなもの)に応じて、加算するのがクリエイターへのリスペクト、また活動の支援に繋がると思うので、「おまかせ」が10kであれば手数料を加味して12k程度、NSFWなら15k程度で依頼を出そうと思いました。



■追伸

NSFWじゃなくても、Skebで依頼すれば自分好み世界線も描ける。
出身大学で勉強・お茶している千雪さん・夏葉、オープンキャンパスに来ている甘奈・甜花など。
posted by ふおん at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記