10月29日、神戸は三宮の試験センターにて統計検定3級(CBT式)を受験するが、合格基準65点に対して得点は61点と合格基準に達せず、無事不合格となった。
再来週の週末に再受験する見込み。
不合格への道
ITパスポートを取得した8月末、基本情報の片手間に統計3級程度なら受かるだろう、とたかをくくり二兎を追うことに。
統計を10月中、基本情報を12月中に目標を定め、9月に入ってから基本情報の本を読み進めながら、統計の本『完全独習統計学入門』にも取り掛かる。
この本は非常に読み進め易く、章末問題もスラスラと解けていたが、今思えばわかった気になっただけであった。
受験日を決めずにだらだらと読み進めていたので、統計検定が出している公式テキストに手を出したのは10月に変わるぐらいから。
公式テキストの読解に悪戦苦闘し、本当に10月末までに受かるのだろうかと疑問に思い始めるが、具体的に何かをしようとはならず、内容が難しい難しいとうなりながら公式テキストを読み進めていく。
10月中旬になり、そろそろ受験日決めないと、あと(基本情報)がつっかえるぞと思い、11月に受けることも考えていたものの、受験日を当初の予定通り10月の最終週末に決める。が、この時点では公式テキストの章末問題を全て解き終えておらず、区間検定や統計的推測などについて対応できるかは全くの未知数だった。
試験1週間前になり、ようやく『公式問題集(CBT対応)』に取り掛かり始める。問題の難易度的には公式テキストの章末問題よりかは楽で、思ったよりも難しくないのかもしれないと安堵したのが不味かった。
試験3日前から当日。公式テキストの模擬試験を受ける。実際の試験の半分ほどのボリュームで30分間という縛りで解いてみるが、区間推定・統計的な推測問題はほぼ解けないでいた。ベイズの定理も1日前に理解(解き方だけ)出来ていなかった。
それでも当日の午前中までには公式テキストの6章以降・公式問題集3級部分の8章以降(確率、確率変数と確率分布、データの実験調査、統計的な推測)の問題については8割方解けるようになっていた。統計的な推測は最後まで解けきれていはいなかったけど、グラフや表の読み取りさえうまく行けば、合格できると確信を深めてさえいた。
が、しかし、実際に受けたほとんどの問題は公式問題集に掲出されていた問題の形式と全く違い、また問題途中に登場した統計的な推測に時間を浪費し、無事不合格。
(恐らく)あと1問取れてさえいれば、という結果に終わった。
1.データの種類・標本調査・実験・統計グラフ 84%
2.データの代表値・散らばり・回帰 64%
3.確率・確率分布・統計的な推測 26%
61/100点
ここ1ヶ月で進めていたのは解くパターン、それも章末問題や模擬試験1回分程度のごくごく僅かなパターンを覚えていただけであって、パターンからはずれれば当然のように対応できなくなる。それが見事に露呈した試験であった。
■追伸
凹むわー。受かるまでずっと引きずるわー
合格率70%あるような試験で、大学まで出てるのに落ちるって相当。
ついぞ統計的な推測を理解しないまま挑んだら案の定な結果。
一番最初に統計的な推測の問題を見た時、なんか模擬試験等でやった問題のパターンと違うわ、時間めっさ食ってるわ、と感じた時点でもう勝負はついていました。
覆水遂に返らず。ご愁傷様です。