2019年11月28日

大学時代に参考にした・なった文献リスト その1(教養系)

大学時代に参考になった文献について、また読みたくなった時に読めるように忘備録として記す。
書き留めていく内に多くなったので、教養系と専門で分けて記すことにする。今回は教養系。



和田直也・今村弘子 編著『自然と経済から見つめる北東アジアの環境』富山大学出版会、2009
総合科目「日本海学(環日本海)」で教科書として使われていたもの。文理横断型の科目の教科書であり、富山のこと、環日本海のことについて広く知れた。
2018年に増補改訂されている。


中村廣治郎『イスラム教入門』岩波書店、1998
西アジアかイスラムの歴史と題された教養科目の参考書として利用。ムスリムに対する見方は変わった。六信五行は暗記した。


和辻哲郎『偶像再興・面とペルソナ : 和辻哲郎感想集』講談社、2007
この感想集がすこぶる面白かった。哲学者でも駆け込み乗車をすると知って、哲学者にも人間性を感じた。「面とペルソナ」、「生きること作ること」、「自己の肯定と否定と」などが収録されている。「自己の肯定と否定と」はまさしく自分の通ってきた道だと思った。


戸坂潤「読書家と読書」『読書法』
「読書家と読書」は読書について述べたもの。読書は他人の言葉を借りるために読むものではなく、自分の考えを豊かにするためだと確認、再認識させられた。


ショーペンハウアー著、鈴木芳子訳『読書について』光文社、2013
戸坂潤の「読書家と読書」『読書法』のおそらく元になったの本。題の通り、読書について書かれた一冊。
読むこと以上に考えることを重要視しており、その視点から乱読は健康上にも良くないから読書(のし過ぎは)やめるべきと主張している。
大衆作品を一括して「悪書」の如く評しているのは賛同できないが、読書とは何のためにあるのか(精神の栄養補給)という著者の考え方には共感した。


ナタリー・サルトゥー=ラジュ『借りの哲学』太田出版、2014
大人の道徳の教科書という印象。作者がフランスの方なので仕方ないのではあるが、西洋のキリスト教的価値観から語られている部分が多いため、あまり馴染めなかった箇所も少なくない。また、一定数存在するであろうフリーライダー(本書でおけるところの「機会主義者」が適当だろう)に関しては、その悲劇性を語るだけであり、対策については語られなかったのは物足りなさを感じざるをおえない。
ただ、本書全般に関しては十分に面白いと思える内容だったので満足はしている。



渡辺健介、matsu『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』ダイヤモンド社、2007
主に高校時代に参考になったが、大学でも読んだ。続刊もあるがそちらは読んでいない。
高校時分に参考になった本はこれぐらいしかない(記憶がない)のと比べると、大学では今後の人生を歩んで行く上で参考になった本が多いようで。大学時代は本に恵まれていた、と言えるかもしれない。




■追伸

専門科目は後日。
posted by ふおん at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 忘備録
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