以前、「Skebに対する解釈変更と、依頼時の悩み。」という表題でSkeb(コミッションサイト)に対しての考え方の変化を書いていた。その直後に依頼を出していたのであるが、この度作品が納品された。
※NSFW(Not Safe For Work)作品であるので閲覧注意。
依頼した時はこんな依頼文(ビジネスメールみたいな文章)で受けてもらえるんか、そして何よりもれなく伝わるのか、と考えていたのであるが、全くの杞憂で、こちらの要望通り、むしろ想像したものを遥かに上回る作品として仕上げて頂いた。
依頼分を上手く解釈・深慮し、作品として昇華してくださった葉月様へは感謝の念しか抱かない。
作品の感想としては「エッッッッ……!」って感じ。
情事中の画、というような直接的な表現の画よりも、想像が膨らむ間接的な表現の方が好み。
SkebのSAMPLE画像や、葉月様のツイート画像(https://twitter.com/hdkhkr/status/1315252881688195072)では少し分かりづらいのかもしれないが、生データ(.psd)で見ると凄い。やばい。言葉が出ない。3D化して見てみたい。
なんというかこの姿(衣装)においての魅力が存分に出てるよね、引き出されているよね、っていう。制作する人は凄いんだなとただただ感心するばかりである。
依頼画の効用・効果
SkebでNSFW作品を依頼する方というのは、性癖の発露であったり、または「使用」する目的(何に?)であったりするのであるのだ(ろう)が、不思議なことに依頼をした画というものは、他の数多ある類似する画像と違って、効果がワンタイムではなく継続的だと感じる。「画」がある、ちょっとした「所有している感覚」(≠所有権)があり、休み時間になれば(タブレットの待ち受けにした)作品が見れる、家に帰れば見れる(から仕事を頑張る)、など不思議な感覚を併せ持っている。
この不思議な所有感より、「使用」目的での露骨な性表現を求めた作品を依頼するのではもったいない、それよりかは長期的に見れるような作品を依頼したほうが良いのではないかと思うようになった。個人の利用の範囲の問題なので、人それぞれなのかもしれないが…
ところで依頼した画というのは、NSFWに限った話ではないが、
1.気に入っている(絵柄の)方に、
2.好きな場面・衣装・表情・ポーズで、
3.作品に物語を作る(付加する)
ことが出来る。
イラストというのは漫画と違い一枚絵ではあるのだが、その一枚、その一コマがどのような物語、流れを経て現れたのか、描写されたのか、というのを自分で考えることが出来る。
今回の私が依頼した例で言うならば(NSFW作品のため大変下品な例で申し訳ないのであるが)、
「プールサイドにて桑山千雪さんの、スク水によって強調されている、女性的な部分の特徴・豊かさに対して好奇の眼差しを浴びせていた際に、『千雪さんに気が付かれて冷ややかな表情を向けられた。』」
「冷ややかな表情を向けられた」というのが描かれた画であるのだが、それは前に「千雪さんを見ていた」という描写前の物語があるからであり、またそれは描写によって初めて物語が完成されるものでもある。
既存の画(非依頼画)でも、それに至るまでどのような事があったのか、という物語は想像出来るのかもしれないが、一から作ることは出来ない。自分の中での物語を作れるという点で依頼画は非常に優れていると思う。(それに加えて作った物語が飽きたら画の解釈を変更して、既存画のように想像することも出来る)
ただし、「物語」を考えて依頼文にも乗せるにしても、どこまで記載するのか(出来るのか)。また、それがどこまで反映されるのか。クリエイター側の裁量の範囲でもあるので、一概に物語通りの画が描かれるとも限らない。
総括
話が長くなってしまったが、Skebを依頼したことをまとめると、
話が長くなってしまったが、Skebを依頼したことをまとめると、
1.依頼画には所有感がある
2.理想(に近い)の画を得られる
3.物語を作れる
から最高だねというお話でした。
TLで「SkebでNSFWを依頼するのは麻薬(大意)」というツイートが流れてきたが、確かに依存性はあるかもしれない。今は募集を停止されているので現状無理な話であるのだが、今回依頼したものの近い内容(違うポーズ、表情)で再度依頼をかけてみたいと既に思い始めている。
いつか再開された時のために、貯金と構想・依頼文を練っておこう。
以上。
■追伸
私個人の感想としては、今回依頼をお送りした葉月様の絵柄(画)は全体的(色調、タッチなど)に柔らかい・優しい印象を受けるので、NSFWで依頼をかけるにしても、露骨(直接的)な性描写を求めるよりかは間接的な描写で、エロカワイイみたいな依頼の方が良いと思ってます。
性癖ダダ漏れでいつになく酷い記事だなぁ。