2024年06月10日

Skebの依頼画を額装してみた その4

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藤原々々さんに依頼して描いていただいた画のうち、1月に描いてくださっていた「一緒に統計学を学んでいる広川卯月の画」と5月に描いて下さった「初夏の長崎(セーラー服×紫陽花)の少女をテーマとした画」について、両方出力して額装してみた。

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〈広川卯月(眼鏡・統計学)〉

圧倒的かわいさ。

づっきーは大学生編において横浜市立大学統計科学学部に進学したことになっているが、作中で統計学を学んでいる描写がないのと、あと自分が統計学(統計検定)や情報系試験・資格の勉強をしているので、一緒に勉強している画が見たかった。

統計については3級の時点で心が折れかけていたが、この画を見るとナイーブになっていた気持ちにスーッと効いて……これは……ありがたい。

これの画をスマホの壁紙にして、また32インチの縦置きのモニターに表示しながら資格の勉強を進めていたが、すべての試験において合格することが出来た。

画単体としてもさることながら、精神安定剤的な副次的効果もあり、効用が極めて高い。


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〈紫雨風奏〉

初夏の長崎(セーラー服×紫陽花)の少女をテーマとして依頼した画。
タイトルは頼んでつけて頂きました。

画自体は一枚の画なのだけれども、長崎を舞台にした作品の一ページ、奥行きや背景のある作品と感じた。
彼女に悲しい出来事があって、雨の中長崎水辺の森公園の風のガゼボ前で演奏していたところに出くわしたシーン、彼女との物語が始まるような趣の一枚。
ゲームで言うところの、たった今フラグが立った場面だと思う。

最高が最高を上書きした。誇張なく、控えめに言って最the高だと思う。

今作含めて過去6件、うち4件が二次創作の依頼と、後者を氏に依頼することが多いのだけれども、こういった作品を目の当たりにすると、オリジナル作品を依頼しないのは(表現がおかしいかもしれないが)もったいない気がする。もちろん、二次創作の依頼について不満があるという意味ではなくて、オリジナルでこういった世界を描き出せるという意味で。

二次創作も頼むだろうけど、今後も今作の様な季節感ある実際の場所の依頼画も頼んで、受けてもらえたら良いなぁ。



藤原々々展?(@自宅)

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〈全景〉
氏に依頼した6作品全てを出力したので全部を並べて飾ってみた。

圧巻ですね。
デジタル画としてではなく、出力して額装したからこそ出来る表現と、そこから得られるものがある。
常に物理的に存在していることと、視線を移せばすぐに見られることが額装した画の最大のメリットだと思う。
6畳間に有孔ボード2つもいらんやろ、と思ったが2つ買っといて正解でした。(でも流石に常設は厳しいなぁ……)


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〈大河内アキラ〉
Weblogでは紹介していなかったが、だいぶ前にクリスタルグラフィー(@グラフィック)で出していたものがあった。
大変鮮やかに仕上がるので、色彩が豊かな(ビビッドな)作品はクリスタルグラフィーを頼むとその出来に圧倒されると思う。「紫雨風奏」についても出してみても面白いかもしれん。




額装詳細
1.広川卯月(眼鏡・統計学)
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〈ウィリアム・ターナーの質感〉
印刷:ウィリアム・ターナー(ジークレー印刷)@グラフィック
額縁:T25(アルナ)@額縁のタカハシ
サイズ:410x242(画)、564x396(額装外装)
マット2ミリ

・費用(※画の依頼額は除く)
20k(印刷5k+額縁15k)


2.紫雨風奏
_MG_2015.jpg
〈Photo Rag Barytaの質感〉
印刷:Photo Rag Baryta(ジークレー印刷)@グラフィック
額縁:LEANブラック(アルナ)@額縁のタカハシ
アクリル:ARアクリル@額縁のタカハシ
サイズ:410x242(画)、564x396(額装外装)
マット2ミリ+面金加工(銀)

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〈APアクリル(左)とUVカットアクリル(右)の違い〉
正面から見るとほぼ無反射。映り込みがないので作品に集中できる。
最高の作品を最高の環境で見たかった。選んでみて大正解でした。
まぁ、でも全作品に適応したら挟んまっしぐら。

・費用(※画の依頼額は除く)
46k(印刷5k+額縁19k+アクリル22k)



追伸

出力された画には満足してるのだけど、それでもモニターで表示した画を出力されたものとでは微妙に差がある。なので、ジークレー印刷が可能な高精細なプリンター(CanonのPro G1とか)を買って、カラーマネジメントもした上で自分で出力してみたくなる。
CS2400S+EX4+Pro G1+裁断機で都合200k程度、CS2740にすると+100k。うーん……、校正をしっかりしている印刷屋に頼んだほうが良いやろうなぁ。
タグ:Skeb 広川卯月
posted by ふおん at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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